SOGIサポートセンター Lin MC Group

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いい葬儀インタビュー
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「よく頑張った」と、女房にその時の気持ちを伝えました。

葬儀日:2014年1月25日 喪主名:池田 兼一様

この葬儀社のここがよかった

  • 何でも好きなことを言える
  • どんなことでもきちっとかたちにしてくれる
  • お葬式の後も、分からないことは何でも相談に乗ってくれて、すぐに動いてくれる

自分がこんなに引きずるなんて思いませんでした

奥様はどのような方でしたか?

僕の女房の父親が東京中央郵便局長だったんです。僕も東京中央郵便局に勤めていて、その当時、僕が職場にいると局長がちょくちょく回ってくるようになったんです。「庭に咲いたから」と言ってバラの花を持ってきてくれたりして、何かちょっとおかしいなと思っているうちに、「遊びに来いよ」と言われて。自宅に遊びに行って食事をしたりしているうちに、まあ、結婚したんです。女房の方が先に熱をあげたと、本人もよく言っていましたが。

おとなしい性格でした。育ちが良かったので、あまり世間を知らないところもあったかな。子どもを産んで数年したころに体調を崩しまして。小さいころから体は弱かったようでしたが、いつからか入院する期間も長くなって、入退院を繰り返していました。

僕がここにマンションを選んだのも、この近くにいい医師がいたからです。僕が先生に手紙を出したら診てくれることになって、このマンションを買いました。平成13年のことです。女房のために特注で部屋を造ってもらって、そこにベッドを入れて。彼女がいつでも休めるように。もしも僕が田舎に帰ることになったら、これと同じ家を建ててくれと言います。大工さんを呼んで、ここを見てもらって、間取りも何もかも、女房が生きていたこのままの部屋を造ってもらいます。亡くなってますます、想いが募る。僕は自分がこんなに引きずるなんて思いませんでした。

葬儀社はどのように探されましたか?

病院で言われたのは「池田さん、直に出しますか?」ということ。つまり、病院から直接、火葬場に連れて行きますかってことですね。主治医が言ったのか、看護師さんが言ったのか思い出せないけれど、僕は「ちょっと待ってください」って言いました。「家に連れて帰りたい」って、「すぐに連れて帰りたいからいいですか?」って聞いたら「いいですよ」って言うから、それで家に連れて帰りました。ああいう時はわらをもつかむ思いでね。気が動転しているから。葬儀社の手配は息子がしてくれて、夜中の2時だったか3時だったか、林さんがすぐに来てくれました

林社長とは以前からお知り合いだったそうですね。

以前、僕はこのマンションの管理組合の理事長をやっていたんです。このマンションの理事長は町内会の副会長になることになっていて、林さんのご主人がちょうど町内会の会長を務めていた時期に僕も副会長だったので、1ヵ月に1回くらいは会合があって、一緒に食事をしたり、親しくさせていただいていました。遠方の知人が亡くなった時に進物用のお線香の相談に乗ってもらったり、まあ、そんな縁もありました。

お葬式は絶対に自分の家でやりたかった

家族葬で送られたのですか?

まず血のつながった人、そして女房が生まれてからいろいろなかかわりの中でお世話になった人。お別れに集まっていただくのは、この人たちだけに限りました。だから、女房のことは僕の仕事の関係者には誰にも伝えていません。言えば大勢の人が来てくれますが、僕が死んで、皆が来てくれるのはいいんです。でも女房のお葬式に僕の仕事の仲間や部下が来るのは違う。それは本当の意味のお葬式ではないと思います。それから、自分の家でやりたかった。女房が自分の家にいられた時間は少なかった。だから狭くてもいいから、お葬式は絶対に自分の家でやりたかったんです。

ご葬儀で心に残っていることは?

僕は女房を自宅の、自分が寝ていたベッドに寝かせてあげたくて、そうしてもらいました。その日の夕方だったかな?林さんから「湯灌(ゆかん)はしますか?」って聞かれてお願いしました。あれは僕、感心しました。リビングで、皆で見ているところでしてくれましたからね。田舎のお葬式でも湯灌はしてくれるけれど、ほんの一部の人だけがふすまとかで隠してやるでしょう? でも林さんは僕と息子に見せてくれたんです。髪の毛を洗ってくれたり、いろいろやってくれるのを見ると、やっぱり遺族は安心するでしょう。今回、葬儀をやってみて、世の中にはお葬式を知っている人に頼むのは嫌だという人もいるかもしれないけれど、僕は知っている人にお願いするのがいいと思いました。何でも言えますから。

うちの女房は菊の花が好きだったから、菊の花がいっぱいの祭壇にしてほしいとか。写真で見せてもらったプランの祭壇に、菊の花をどんどん入れてもらいました。棺も、環境にやさしい棺を選びました。パンフレットを見せてもらって、女房ならこっちかなと思って。もしも僕が先に逝っていたとしたら、同じようにパンフレットを見て「こっちよ」と言っただろうなと思うんです。それから、僕はやっぱり、女房に言ってやらなければならないことがあるなと思って。出棺の時に棺を開けてもらって、「よく頑張った」と、女房にその時の気持ちを伝えました。相手は亡くなっているからもう聞こえないのかもしれないけれど。別れの時だから、最後に何か、声をかけてあげなければならないと思っていました。

僕が死んだら一緒に隠岐のお墓に入れてほしい

お墓はどうされますか?

女房は、僕の故郷の隠岐にはあまり知り合いもいないし、ひとりでお墓に入ることになってしまうから、それは僕にはできません。だから、息子には「僕が死ぬまで骨は家に置いておくから、僕が死んだら一緒に隠岐のお墓に入れてくれ」と言っています。今度、遺骨の入る仏壇を買おうと思っています。そうすればずっと一緒にいられますから。今は毎晩、遺骨を寝る時にはベッドに持って行って、朝、起きたらまたリビングに戻しています。近所の花屋さんが毎週月曜日と金曜日に花を仕入れると言っていたので、火曜日と土曜日に行って、新しい花を買って供えています。

それから、僕は日本全国、外国にも行くから、手元供養のペンダントも作ってもらいました。普通は遺骨の一部をペンダントにしてもらうそうですが、僕は女房の骨は一かけらとして別にはしたくありませんでした。五体だったものを分けるなんて、僕には納得できません。ところがたまたま去年、女房の歯が抜けたのをとってあって、それからやっぱり去年の暮に、爪が巻爪になっていたのが治って、ぽろっと落ちたのも引き出しに入れて保管してあったんです。あの時はなぜ自分がそんなことをしているのか分からなかったけれど、こういうことだったんですね。それらを加工してきれいな石にしてもらって。あと、女房の指輪のダイヤモンド。婚約指輪です。それを付けて、ペンダントにしてもらいました。鎖は、女房のペンダントの鎖では短くて僕の首にはかからないから、伊勢丹に行って買ってきました。女房の写真も小さなカードにして、財布の中に入れて持ち歩いています。これだけやればひとまずいいかな。僕が家にいなくても、女房は一緒についてきているんだから。

他人のことではなく、自分のこととしてやる。

葬儀社についてのご感想は?

何でも言うとおりにやってくれた。何でもポンポン言えた。僕の思う通りにやってもらったから、何も言うことはありません。こだわりをきちんとかたちにしてくれました。その後もいろいろと、分からないことがあると聞いています。初めてのことだから何も分からない。だから、林さんにはお盆の迎え方とか相談に乗ってもらっています。

これから葬儀を行う人へのアドバイスがありましたらお願いします。

他人のことではなく、自分のこととしてやる。自分が納得して、自分が愛する人を、自分の心のこもった送り方をしてあげればいいということだと思います。人目を気にしないこと。自分が良ければいい。女房が良ければいい。

  • 総額:1,219,575
  • 参列者数:16
  • 式場名:
  • 葬儀スタイル:家族葬
  • 葬儀費用:生花祭壇、湯灌、室内装飾、記録アルバム、エコ棺、納棺用具一式、ドライアイス、納骨容器、遺影写真、寝台車・霊柩車、火葬費用、返礼品・お料理、配膳スタッフ、等
担当者顔写真
担当者から一言

池田様の大切な奥様の葬送にかかわらせていただき、送り述べる者として第一に心掛けたのは、ご依頼者(池田様)のご意向でした。急な悲しみの中にも、しっかりとこだわりをお持ちの池田様は、奥様への想いとして「妻だったら、どうするのかな?」と想いを回想しながら悔いの残らない様に、お考えを私どもに伝えてくださいました。その想う気持ちに寄り添い、想いをかたちに整えることが私どもの大切な使命であると、カウンセリング&ケアにて葬儀を施行させていただきました。その後もご相談を受ける中、亡くなっても慈しむ真の夫婦愛を目の当たりにし、かかわらせていただいたことに誇りを感じている次第です。故、池田澄子様のご冥福を願い…合掌。

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