人口3万+の町に、斎場が6か所もある。それぞれ規模が少しづつ異なり人数・費用で選択できるのだが、その中で、食事所がレストランの斎場が未来志向の形を先取りしていると感じる。精進落としの会場となるのだが、料理は出来立ての熱々が出されので、会葬者は皆、満足している様子である。とかく葬儀の場なので会場の雰囲気は暗くなりがちだが、窓からの光がテーブルを明るくして料理も一段と映える。シェフは白、ウエイターは濃赤のユニホームで、黒一色の中にあって違和感はない。2時間というセレモニーがあっという間に過ぎてしまう。そんな、斎場がわが町にある。

山里の静かな場所で人も多くなく、故人を送るのにはもってこいの場所です。故郷の風が郷愁を感じさせ、家族のきずなの大切さを思いました。亡き母に育ててもらったことを感謝し、今度は自分の娘にと目に見えない力で生かされていることに感謝しました。骨をお骨に詰める段階では、職員の方が汗だくになって最後の粉まで大切に集めてくださったことに感謝です。

施設やサービス的にはよい印象ですが、料金設定がパックとなっており高額になります。また、こちらからのお返し品の持ち込み等を依頼しても500円取るなど、お客さんの相談には乗ってくれませんでした。途中でやめるわけにもいかずそのままお願いしましたが、自分や身内の葬儀の際には別なところを利用するよう家族にも話しています。